和室を改造 ぱーと6

出来映え確認

何とか漆喰うま~くヌレールの2回目も塗り終わり、出来映え確認。

窓下とその右が今回塗った漆喰で、そのまた右2つが前回の珪藻土。

漆喰の方が「塗り壁」っぽく仕上がって、まあまあの出来映えではないでしょうか!

1日完全乾燥後に確認したら・・・・ああ、やっぱり有ったひび割れ!

ただ目立つひび割れのところが何か怪しい??浮いてる?まさか??

軽くこすったら剥がれた!!!マジかぁ~

少し剥いだら、繊維壁ごと剥がれてその下地である土壁が出てきた!

土壁の方が劣化?

繊維壁の方はしっかりしていたので、そのまま塗ったけど繊維壁ごと剥がれるなんて・・・漆喰の水分を含んだから?

珪藻土の方は下地処理材を塗っているのでカチカチだが、こっちはサラサラ・・・

色々調べてはいたが、土壁は「呼吸をしている」というのは、どのサイトでも言っていることだが、下地処理などして土を固めてしまうと「呼吸が出来なくなる」と言うのがあった。つまりは表面を固めることで、内部で飽和してしまい、何れ中が劣化する。極端に言えば腐る。と言うことらしい。

見た目、流行の施工

YouTubeで簡単に手軽に出来るっていう謳い文句の裏で、専門家のサイトでは繊維壁の上に漆喰は塗れないと言っている。勿論、条件次第なのだろうが、成分を考えたらDIYレベルの材料では長持ちしないらしい。しかも素人なら何かしら失敗をしてすぐダメになる。

正に今回がその通りになった

他のひび割れた所も簡単に剥がれる。思い切って剥いでみると、簡単に漆喰ごとペラペラと剥がれていく。

土が丸見えで、元の繊維壁は全く残っていない。

失敗は仕方ないが全部塗る前で良かった~

50年経った繊維壁が2日の上塗りでダメになった。

これは手強い!安易に興味本位で壁塗りした結果がコレである。

何年住むのか考える

「土壁は呼吸する」から50年というほど長持ちしたわけだが、そもそも板壁の部屋は外側は木や石膏ボードにクロス貼りが主流。

その下地が土壁という家も多いだろうが、現状でDIY進める今、この後何年この家に住む可能性があるのか?を考えたら、50年持たなくても20年くらい持てば良いのではないのか?とか考え出してしまった。

そうなると土壁をカチカチに固めてしまってから漆喰を塗れば剥がれないだろう!という考えに至る。外壁までは手が出せないので室内だけ固めても、外からやられたらもう手の打ちようが無い。そこまで行ったら諦めるしか無いね。

石膏ボード貼るなり合板を貼るなりするかは、土の処理次第かな?結構削ってしまったし。。。

土壁処理を考えつつ、残りの繊維壁を1つ剥いでみようと思う。結構、この「繊維壁は剥いでから」というサイトやYouTubeもよく見かけたけど、そのまま塗れるんなら楽じゃん!って考えが甘かったねぇ。さすが築50年。。。

思った以上に中身がボロボロでした。

「見た目30歳、実は50歳」みたいな(笑)

これは方向性を考え直してきっちり仕上げたいなぁ。これはコストどころではないな。。。。ツライ!

台風1発で総崩れなんて事にはならないように祈りたい。。。

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