強敵!土壁を攻略せよ! 1の巻

失敗の先に成功がある

前回までの漆喰塗りの失敗は甘く見てたことが原因とは言え、下地の土がモロかったなんて初心者が分かるわけ無いですよ!と言い訳をしつつ、意地でも漆喰で仕上げてやる。と自己奮闘しております。

サムネイル(アイキャッチ)も験担ぎに新しくしたし、この強敵に挑んでいくぞ!

まずは剥がれた漆喰を繊維壁ごと綺麗にするところから始まる。

窓下を全部剥がした後、右側ではなく左側のまだ手を付けていないところを剥がしていく。

繊維壁を剥がすときに霧吹きで湿らし、表面の繊維壁がどの程度剥がせるかを調べるため。もし手間無く(それなりには覚悟しているが)表面を剥がせるなら土壁をエグることも抑えられるのでは?との期待を込めて。

効果は微妙?

ただガリガリと剥がすよりは湿らせる方が剥がしやすいのは確か!でも繊維壁自体がしっかりとしている部分も多く半々といったところ。そういった所はどうしても土壁を少しはエグってしまう。まあ、仕方ないことですが感覚が分かっただけでも一歩前進かな。

下地硬め再び

下地処理材をしっかり塗って、2回目も隙間無く塗っていく。今回は少し時間を掛けて1日半置いておく事に。

その間に下地作りのお勉強!YouTube探しのお時間。

出来るだけ初心者向けではなく、本職の方の動画をメインに見ていく。大抵は外壁修理の場合が多いがそのくらいの方が丈夫で確実ではなかろうかと思い、しっかりお勉強。

ここまで本格的な補修はさすがに無理なので、基本知識のお勉強用に。

今使っている「漆喰うま~くヌレール」との相性なんて分からないですし、同じブランドの方が安心は出来るだろうと思い公式ページ見てみるとちゃんと有りました。 [ 公式ページはこちら ]

合板、化粧合板、ペンキを塗装した壁、モルタル、コンクリート、タイル面に塗る場合、また黒やグレーなど濃い色の漆喰を塗る場合のみ、仕上げ用を塗る前に塗る「下塗り用」ではなくて、劣化の激しいヒビ割れや欠けなどの穴埋め用の下地材。穴に盛って全体を出来るだけ均等にしてから仕上げ材を塗るための物です。

早速ホムセに買いに行くと、K店には置いてなかったのでV店へ。こちらには置いてあったので購入。

下地処理材がしっかり乾いているのを確認したら塗ってみる事に。

仕上げ用とは違い、繊維質?が含まれているような材料で、かなりもっちりとしている。

感覚的には紙粘土みたい。コイツをしっかり穴に埋めていき表面が出来るだけ均一になるよう塗っては伸ばし、塗っては伸ばしの繰り返し。割と表面乾燥が早いのでかなり腕がダルイ・・・・

下地復活

材料をすくって、コテ板に乗せる。バイラアイスみたい(笑)塗り始めると、思った以上に凹んだところに材料が持って行かれる。平らにするのも一苦労。。。休憩しながら頑張ろう!

やっと2枠塗り終わって一段落。

ココで普通なら半日~1日乾燥させるところを、約2日かけてしっかり乾燥させる。

しっかり乾燥したのを確認したら、表面に沢山繊維のとげが有るので、軽くペーパー掛けしてならしておく。このまま仕上げ材を塗ったらとげだらけになりそう・・・

漆喰 仕上げ再び

さて、あの悪夢からリベンジの日がやってきた。

漆喰うま~くヌレールを再び塗っていと、おやぁ?塗りやすい!!さすがしっかり下地を固めたおかげで1回目の薄塗りは綺麗に塗れる。前回の直塗りとは雲泥の差!!

やっぱり下地処理は大事ですね

まずは左枠を塗り上げて、窓下はまだ塗らない。

ここもしっかり色が薄くなるまで乾燥させておく。

乾燥後の状態を確認しないと、次を塗るのが怖い!

今回は1回目も2回目もスムーズに塗れたので、前回のような厚塗りもほとんど無いので大丈夫!だと信じたい・・・・

3時間ほど放置で、表面は手に付かない程度まで乾いたので、残った右側を剥がすことに。時間を空けたのは、剥がすときにかなり粉塵舞うので折角塗った漆喰表面に付着しないように気を遣いました。

ここは最初の珪藻土を塗ったときの余った下地処理材を適当にぬってあった為か、かなり剥がしやすい。しかもポロポロ崩れず皮剥きみたい。

下半分は出来るだけ割らずに剥がして大物作ってみた。

少し楽しかったので剥がす苦労も和らいだかな。

しっかり下地処理材を塗って、しっかり乾燥させる。

右側の漆喰塗った状態も明日、確認出来るので一気に作業が捗るかもしれない。

と言っても、明日は月曜日。作業の続きは週末に持ち越し。

まあ、これでもか!というくらい乾燥させられるので気にはならない。

週末が楽しみ!  おっと、その前に足らなくなった材料を買い足しに行かないとね。

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