いよいよ上部との戦い
何とか下回りは漆喰が塗り終わり一段落し、いよいよ難関の上部へ!
前回から間が空きましたが、同じような作業なのでブログ更新はお休みしてました。
さて、下と同じく漆喰にするか?またはペンキで塗るか?一掃して土壁壊して板を貼るか?
色々考えた結果、西壁をまず板貼りすることに。
まあ、アクセントみたいな感じで・・・具合が良ければ他の面も検討しようかな。
壊すべきか、残すべきか
板を貼ると行っても、どの様に貼るかで手順ががらりと変わるので悩みどころ。
石膏ボードなんかも考えたが、12mm板で柱を隠す感じに貼ることに決定。
今の「真壁(しんかべ)」ではなく、「大壁(おおかべ)」の様に柱の上に貼り柱を隠す方法である。

こちらが真壁の例
和室によく見られる形式で柱で
幾つかのエリアに分かれている
柱の間に襖や窓があるイメージ

こちらが大壁の例
最近の家はこちらの方が多いのかな?
柱を隠し一面が大きく見えるので
リビングなど広々と見える
単純に柱の間に埋める方法も考えたが補強方法が思い浮かばない。
そもそも土壁の下に根太が何処に、どれだけあるのかが分からない上に、古い家だけに強度が問題である。
また、柱自体が反っていて合わせるのも大変そうだし、中に埋める板をネジ止めしてもちゃんと固定出来るかが心配である。「弱い地震なのに落ちた」なんて目も当てられないから・・・・
敵情視察
そうは言ってもある程度の補強は必要で、特に端部分は必ず要るので一面だけ土壁を壊してみることに。

まずは周りを壊してみると上の方に
根太らしきものが見えたが・・・
え?これだけ?マジっすか・・・
てっきり真ん中に有ると思っていたのに。
後は竹小舞ばかり、しかも隙間バラバラだし
紐切れまくってるし・・・
やはり中に埋めるのは面倒そう・・・
しかし、これだけ壊すだけでもかなりの粉塵が!!
壁はしっかり養生したけど床が適当なので、後片付け面倒やなぁ・・・失敗した。
気を取りなおして、もう少し壊して補強用にする木が入れられるようにしよう。

まあ、こんな感じで大丈夫でしょう。
周りと真ん中に入れられればそれなりの
強度は出るはず。
上に貼った板は、意味が無かったかもね。
板の準備
板貼りの下準備が出来たので、メインの板の選定。
初めは板を何かで塗ろうと考えていたのだけれど、漆喰にすると板貼りにする意味は?ならばペンキで色合いを変えてみる?
「塗る」ならわざわざ板貼りにするのは「何で?」と自問自答するはめになり、その場の思いつき行動が裏目になって板の選定に悩むことに。
ふと、廊下貼りしたときの切れ端をみて「もうこれでいいや!」となりました。←正に思いつき行動(笑)
塗る手間も省けてサイズのみ合わせれば良いんだから ( ̄∇ ̄)
早速、ホムセにGO!
出来映えは・・・?

濃いめの色をチョイスしてきた
厚みも12mmとピッタリな上に高さも
2枚重ねるとほぼピッタリ!
フィニッシュネイラ初登場場面でもあります!
仮止めで板も落ちないし、本止めが楽チン!
写真忘れてたけど、土壁壊した隙間に発泡ウレタンフォームを充填
どんな商品なの?ってピンとこない方も多いと思いますので、適当に見つけた動画でも御覧ください。
こちらでも別動画を紹介していますので御覧ください→ お気に入りYouTubeのページ
1回使い切りっていうのがなかなか使いドコロに困る商品ですな(笑)
この調子で残り2面も・・・と思いましたが「暑い」ので今日は終了。
ついでの工具紹介
休みに用事が有ったり、雨で窓が開けられなかったりで、少々間が空きましたがその間に増えた工具を紹介。
きちんとした紹介は「TOOL紹介」のページを御覧ください。
レーザー墨出し器は半ば「使ってみたいから」が本音。
実際に使うかどうかは微妙かな?今回も結局定規だけで終わったので墨出し器を使わなかったし。
スライド丸鋸は、やはり超便利!長物など大きいサイズが切れないけど小さい物を切るのに便利。まだ使ってないけど斜め切りが楽に出来るのはメリットあるよね。
普通の丸鋸でも斜めは切れるけど、早い!綺麗!簡単!
特に角材切るのはすごく楽でした!
ただ、コンパクトと言ってもそれなりに場所取るし、重量もそこそこ。(女性には重いかな?くらい)
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